自伐型林業への道
 メイルアドレス:
  synchronix@myad.jp
  (xをcに変えて下さい)
TOP > お知らせファイルリスト

 

お知らせ用ファイルリスト(ダウンロード)

・2022年9月1日更新:円安の影響で輸入品の価格が上がっております。期が代わり今月より値上げをせざるを得なくなったとODSKさんより連絡がありました。他のところも値上げして対応している様子。
 大体、1〜2割は上がっているみたいですが、ものによっては倍額!になっていたりして戦々恐々。

 よって、今まで掲載していた下記のファイルリストを一旦削除しますことご了承ください。また、機会をみてリストを更新したいと思いますが、今後値下げ方向になることは無さそうとのこと。購入を計画されている方は早めに手当てをされた方が良いかもしれませんね。

 因みに、当サイトでは、受講者の方々に道具内容や、手に入れる先を教えて欲しいと依頼されることが多いので、このリストにあるアイテム類は紹介しているだけで、売れたからといってバックマージンを頂いている訳ではございません。そして、今まで販売に関わったこともありません。ブログにも時々書いておりますが念のため記載させて頂いておきますね。

・2020年1月24日更新:「自伐型、木の駅、薪材採集に役立つ高強度繊維ロープの活用について」のファイルを更新しました。フリクションノットの画像や、倍力システムの拡張などの図面も付加して詳しく説明をしています。
  また、エクセルの表のままの原本をアップしましたので、ご自身で数量を変えてセットの金額を計算し直せます。また、アイテム名をクリックすると販売者であるアウトドアショップKワーキング館の詳しい商品ページが開く様になっています。
Mac用はこちらのファイルをダウンロード
Win用はこちらのファイルをダウンロード(多少レイアウトが崩れるかもしれません)

 表計算をしない方は、こちらのPDFファイル形式のものをダウンロードしてください。

 下記はイベントやアイテム類のお知らせファイルのリストです。何れもPDFファイルです。

・2018年9月13日:以下のリストを別サーバー(縄文之森協議会のサイト:assist-pr.com)にアップロードしました。
 また、以下の内容に関わる記事をブログ、島根・山守ネットワークにアップしてあります。多少ともご参考になることがあるかも知れませんので、自伐型、木の駅、薪材採集に役立つ高強度繊維ロープの活用について、のページをご覧ください。
0.表紙:高強度繊維ロープで可能となるアプリケーションについて画像入りで書いてあります。
1.伐倒方向制御&掛かり木処理用システム:コンパクトにまとめられる高強度のロープを使った3倍力システム
2.機動的なPCW3000ロープウィンチセット:以前、林業現場人のVol.13に記事を書いた機動的ワンパックウィンチセットにピッタリのパッキングパックが出たのでセットを作ってみました
3.スキルアップオプションとロープ加工について:木に登らないで牽引点を作ったり、搬出の際の樹上アンカーが摂津できるアイテム類(他にもあるのですが取り敢えず)を載せてみました。
4.下り斜面搬出制動用セットとロープの知識 :崖などの急斜面で材を降ろす時の制動システムと、高強度のロープを運用する際の基本的知識を書いてみました。


 島根ではなかなか得難い機会です。森づくりについて包括的に答えて頂ける藤森先生の交換会が開催されます。申込みは必要ですが、一般の方々で興味がある方であれば参加可能です。


 ・2016年7月8日:藤森隆郎先生講演会---:「長伐期施業―持続可能な森林管理の本質」於松江林業会館のチラシ


 特殊伐採用具の専門店、アウトドアショップKさんから自伐型林業向けの搬出ウィンチセットのファイルを貰いました。

 下記のリストは、古くなり価格などの変更が行われているので、削除しました。
  表紙PCW5000セットPCW3000セットPCウィンチ以外の動力牽引を行う場合のセット機能アップオプション下げ荷制動セット の全6ページです。

【島根県下に於いて、木質バイオマス資源活用のための搬出を行っている各市町村に登録した住民グループさん(規約や会の口座が必要)には、今年度地域振興部の再生エネルギー活用のための助成がPCウィンチ及び搬出用のセットを対象に最大30万円まで出ます。上記の資料を参考に、各市町の担当者に相談されると良いでしょう。】

 さて、アウトドアショップKさんは、ポータブルウィンチ社の正規代理店です。以前は、直接カナダのポータブルウィンチ社から直接仕入れていましたが、ポータブルウィンチ社の意向により日本国内総発売元のピーシー販売さんを通して販売出来る様になったそうです。
 そのために、よりレベルの高い搬出技術をカバーするためのアイテムの選択巾が広がりました。そしてより質の高く安全なアイテムが揃えられます。

 リストにある材の逆走防止装置などは、樹上伐採の技術者達が使うものですが、急斜面においてPCウィンチで搬出する際には役に立つケースが少なからずあります。

 例えば、一人作業で搬出している際に障害物にぶつかって(また材を短く切る必要が出た際にも)、其の処理に斜面を降りたいときに、材が動かない様に保持したままに出来ます。
 もしくは、掛り木が想定される伐倒状況の際に、先に樹上にウィンチからのロープを掛けておく訳ですが、偏心木であった場合に伐倒方向にある程度のテンションを掛けておきたいときがあります。その場合に追い口が裂けない程度にPCウィンチで引張り、逆流れ防止の手立てをとってテンションを掛けておけば、追い口が閉まる事を防げます。
 其の上で、掛り木の状態が発生したならば、材をウィンチの力で引き倒すことが出来ますので、一人作業が多い自伐林家的な手法に効果を発揮します。

 また、「ポータラップ(ポート・ア・ラップ)」という制動器を使えば、崖の様な急斜面において、材を降ろす場合にもゆっくりと人力で制動を掛けながら材が走らない様に、または崖下に転がり落ちない様に制御することが可能になります。
 もしくは長尺材の牽引搬出の際には、材の方向転換を制御したり転落を制御する場合にもポータラップは活躍します。更には軽架線(ワイヤーまたはロープ架線)使用の下げ荷の場合にも材が走らない様にスピードコントロールを行いながら制御可能にします。

 但し、ワイヤーよりも安全とはいえ、相対的なものですから使用方法を誤ればシリアスな事故に繋がる事にもなります。実際にロープが切れて複雑骨折をしたり、ロープとキャプスタンドラムに指を挟まれ切断したという噂も聞いております。操作は簡単でありますが、必ずリダイレクト(方向転換)のためのアンカーを入れる事と内角に入らない事、またPCウィンチは材を下げる際のロープの戻し作業にコツが要ります。
 樹上伐採では、安全率の確保については徹底して行われ、各使用アイテムの破断強度からの常用荷重や応力の変化があった際の荷重などについて綿密なシステム構築が為されています。
 ロープを使った搬出システム構築も同様に基礎知識がない方がいきなり使う事は危険要素を少なからず持っていると考えた方が良いでしょう。そのために、アウトドアショップKさん(購入者は伐採のプロばかり)では、購入者には無料で講習を行っていますし(出張費等は別途)、ピーシー販売さんでは講習会付きのセット売りしか行いません。

 私ども協議会は、林内作業車と土佐の森軽架線キットも設備して様々な搬出手法の講習を行っていますが、先ずは小規模のコストを掛けないところから参入するための敷居を外す事を第一と考え、一般の方々が取り組みやすいポータブルウィンチを使った搬出方法をお薦めしています。道具はケースバイケースでメリットデメリットがそれぞれありますが、林内作業車やバックホウがあっても小型で手軽なPCW3000があれば、手が届かないところまで手軽に機動的に材の移動などが可能になります。
 搬出だけでなく、山土場での材の移動から林内の材の整理、そして脱輪車の引き上げまでと用途は広いですね。(^-^;;

 当協議会では4年ちょっと前にピーシー販売さんから上位機種のPCW5000とロープ架線のシステムを仕入れ(2016年6月時点)、1年前にアウトドアショップKさん(ピーシー販売さんにお願いしたら林業には使えないので売らないと言われたため:でもアウトドアショップKさんから色々な技を教えて貰えたので流れ的には逆に良かったですが)からPCW3000のシステムを手に入れて講習会で活用しています。
 全林協さんが発行している“New自伐型林業のすすめ”にもPCウィンチの記事を書きましたし、“林業現場人 道具と技 Vol.13 特集 材を引っ張る技術いろいろ”にもPCW3000の機動的ポータブルウィンチセットの記事を書かせて貰いました。

 当協議会はPCウィンチの販売者ではありませんが、PCウィンチの山仕事活用の可能性が高いので島根県下の各地で講習をさせて頂いて居ます。他県へも出張可能なのでご希望の向きはご相談下さい(結構、費用はかかりますけれど...)。

 取り急ぎ、暫定ですがファイルをリンクしておきます。利益に繋がらない事ばかりやっていて何故か忙しいので、当サイトの内容整理もと更新も出来ず、ブログの方も更新がまちまちですが、少しでも多くの方々の役に立てる情報を今後もアップして行く所存です。引き続き宜しくお願いを致します。拝

※pdfファイルのサーバーは匹見・縄文之森協議会を使用しています


(c) Copyright SynchroniX.
(Takatsugawa WoodyCraft LLP)
2014-2016 All rights reserved.