自伐型林業への道
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トピックス2014/7:災害に強い森林づくり講演会&現地アドバイス会

 2014年7月12日〜13日、津和野町名賀地域センターにおいて島根県林業研究グループ連絡協議会とNPO法人もりふれ倶楽部の主催、津和野町の共催により「災害に強い森林づくり講演会」と現地アドバイス会が開催されました。講師は、“林野庁「災害に強い森林づくり」検討委員会アドバイザー”である田中賢治氏です。会場には下森町長をはじめ50名が集い、森林崩壊のメカニズムとその対策について熱心に学びました。

 講師の田中氏は、2013年7月に、津和野町と山口県萩市において発生した激甚災害に指定された豪雨災害の被害状況を林野庁の委託により、同年の秋に被害がもっとも大きかった津和野町の名賀地区に調査へ入った国土防災技術株式会社執行役員であり緑環境事業部長です。実際の調査は部下の方々が行いましたが、田中氏自身も実際に山にはいり土壌分析などをされる方なので、内容が多岐にわたっていて非常に面白く勉強になります。

 ところで皆さんは、『針葉樹は根が浅いので斜面崩壊が起こりやすく、逆に広葉樹は根が深いので斜面をしっかりと掴んでいるために斜面崩壊が起こりにくい』、と考えておられますか? 自分はそう思っていました。もちろん、枝の広がりに対して地中では根が同じ様に根が広がり木を支えているのですが、斜面崩壊に関してはそれだけの問題ではないのですね。
  今回、田中氏のお話は、森造りにおいて非常に勉強になる内容でしたので、本ページでより多くの方に理解いただける様に報告したいと思います。

 

『広葉樹は根が深い?』
 このように考えている方が多いと思います。ところが、今回の講演では、田中氏は、最新の科学的調査データを提示して、実は太い針葉樹も根が深く大地をつかんでいることを明らかにしてくれました。樹齢が若い樹は広葉樹であっても根が深いというわけでは無いようです。
 根には水分が溜まるので電気が流れやすい状態になっています。図の赤い部分が根の部分です。図1が針葉樹林、図2が広葉樹林にそれぞれ電気を流したデータです。

 図1  図2


太い杉の木が土砂を止めている その上部の地割れ。竹林との境

 図1の針葉樹林は樹齢27年の林ですが、しっかりと根を張っていることが見てとれます。津和野町の山では、広葉樹林、針葉樹林のどちらでも豪雨による崩落が発生していますが、下側にある針葉樹林の太い木が上から流れ落ちてくる土砂を受け止めたことで、さらに斜面下方への崩壊を防いでいるケースが少なからず見受けられるそうです。

 右の画像は、二日目の現地アドバイス会のために田中氏が選んだサンプル地の一つです。竹林と杉林が混ざっているところで、崩壊した斜面の下部で太い杉が土砂を止めていました。ここの竹林は全部落ちています。

 念のために竹林に付いてもお伝えします。前述の流された母屋の裏には竹林が有ったそうですが、そちらも全部流されました。住民の方は、「竹林があるから大丈夫かと思っていた。」、と仰っていましたが、竹林は地震のときには逃げ込むと良いという話しはありますけれど、土砂崩れに強いという話しは聞いたことはありませんよとお伝えしました。
  何故ならば、生の枝が付いた竹は可成りの重量がありますし、根張りの深さが均一なので、動くときは根から上が全部はがれてしまうからです。住民の方は無事生きておられたから、笑い話の様に話しが出来たから良かったですが、加工された竹は軽いですけれど、生の竹はけっして軽くはないですから。

 結局のところ、針葉樹林だからとか広葉樹林だからとか、そういったことだけではなく、樹齢の高いしっかりと根が張った木が混在していること、中層木、下層植生から下草までが混交して複相林を構成していることが豪雨対策になるということではないでしょうか? 
 同時に地面の中も、太い木の地面の深層から掴んでいる根と、若齢木が掴む中層、そして浅い層で表土が流れない様に、また雨だれのクッションになっている下草や腐葉土などの表層がランダムに地中に存在することで地中の雨の浸透を分散し、全体で透過させることが崩壊を抑える大事な要素になっていませんでしょうか。

 それとともに、土質と地形に適合した植生になっているかどうかも問題です。水分の多いところに合わない木もあります、土壌が痩せた尾根に合わない木もあります。昔からの日本人の知恵を無視して工業的、もしくは農業的に植林してしまっては、歪みが必ず出てしまいます。
 家族で行う自伐林家の見本である徳島の橋本光治氏の山は樹齢が100年を超す木から若齢の針葉樹も、そして様々な広葉樹が混交する素晴らしい山ですが、そこに生える大きな樫などの広葉樹(右画像)には、適正な空間があるためか木が太く真っ直ぐに伸びて育っているものが数多く有ります。林内には下草も多く生え、そして、今年の夏に四国に来た台風11号の豪雨にもびくともしなかった作業路があります。此方については、またページを起して紹介しましょう。

 山主さんに了解を得て、田中氏の案内で板垣議員と一緒に現地アドバイス会のサンプル地を回る。

 

『適正な手入れを行わない山は?』
 下の写真は名賀地区の被災現場のものです。現地アドバイス会のサンプル地に田中氏が選んだ場所で、名賀地区に在住の町会議員の板垣氏と同行して隣接地の持ち主方々にも了解を得ました。ご協力ありがとうございます。

 さて、下の左側の写真をご覧になると分かる様に、この崩壊地に向かって右側の林は間伐が遅れ、林内は真っ暗になり、木は線香のように細く、根の張りも浅くなっていました。細い杉が均一に密植しているのが分かるかと思います。
 それに対して左側の林は適度に間伐され、林内には光が差し込み、下草や低木も育ち、幹が太く育った木が多くありました。この太い木が根を深くまで張り、低木が中間層の土をしっかりつかんでいたことで崩壊は発生していませんでした。

 田中氏は言います。深くまで入った太い木の根と、浅く入っている根とが混在していることで、斜面全体が安定してくると。

 山裾には竹林もあったそうだが、みな流されたとのこと。現在、修復のために架線を張って作業中。  講習会前の夕方にサンプル地に訪れた講師の田中賢治氏。ちょうど居合わせた地元の方に話しを伺う。

 

 もう一点付け加えますと、崩壊地の右側の植林の木の枝の状態ですが、樹高に対して枝葉が付いている部分が非常に少ないことが分かるでしょうか。此れは樹冠率として表されますが、木の高さに対して葉が付いている部分が30%以下になると木は育たなくなると言います。
 植林地では、間引きを見越して最初は密植した状態で育林がはじまるわけですが、そのまま間引き(間伐)がされずに放置されると、光を求めて上へ上へと伸びてひょろ長くなって育つわけです。そして、上の部分しか光が当たらないので下の枝葉は落ちてしまい光合成が充分に出来なくなったので太りもせず、互いにより掛かり合い支えながら林を維持している状態が崩壊地の左側の林です。よく見ますと、光が入らないために、この林分には下草が生えていません。そうすると、大雨が降れば表土が一気に流れてしまうことになります。

 このことから、森林は適正に間伐を繰り返すことで、災害に強い森林づくりにつながることが証明されました。針葉樹林であれば、胸の高さの直径が30㎝以上になると根系がしっかり張ってくるので、山地崩壊をくい止める能力が高まるということです。
 そしてもう一つ大事なのは、針葉樹、広葉樹に関わらず、木を搬出して利用することにより、地面から上が軽くなるということです。これは、竹林でも同じです。考えてみて頂ければ分かると思いますが、木がたくさん地面のに生えていれば地表層に懸かる重量はそれだけ多いわけです。地中に固い地山や岩盤層があって、大量の水が染み込み、地中を水が流れれば、木や竹の根の層から下ごと山が動くことが理解できるのではないでしょうか。

 この画像は、崩壊地左側の林分。失礼ながら大分前に間伐がしたままの様子で、あまり良い木に育ってはいない。が、木の太さは様々で下層植生も育っている。  こちらの太く育った木が、流された母屋を受けとめたそうだ。家が斜めに傾き引っかかっていたとのこと。そのお陰で家の中のものが回収できたそうである。

 

 

『山を歩けば?』
 次の写真では、スギの根元部分に丸く空いた孔が見えます。これは、地中を流れる水の道です。パイプ流といわれるそうです。土壌を浸食して土管のように太くなったものです。 この崩壊斜面には、浅いところ深いところにも、大小幾つもの此のパイプ流が見られました。

 田中氏が指差している先に黒い孔が。  こちらはその孔をアップで撮った画像。
 此方は上の画像に右側に位置するところで、田中氏の手のすぐ右側当たりの画像。中央のちょっと上に、孔がある。  崩壊から1年近くあとの、7月13日大雨の警戒警報が出たあと、雨が収まったお昼頃。孔の下に水の流れが見える。

 

 裏山から出てくる水が濁って来たら、このパイプ流が土壌を浸食しているためです。そうなると斜面崩壊の危険性が非常に高くなります。

 前述の斜面崩壊して母屋が流された方のお話を伺ったところ、雨が酷くなって来て裏山の物音がおかしな感じがしたので外を見たら、山から流れて来た水が黒く濁って来たのだそうです。急いで持てるものを携えて、斜面左側の間伐してある林側にある小屋に逃げ込んだということです。
 すると、しばらくして裏の土砂が一気に崩れて来て母屋が流されたとのこと。危機一髪だったそうです。ご夫婦は山口の方に出ていて、ちょうど津和野に戻ったときに災害に遭ったとのことだそうです。命に別状なかったので不幸中の幸いということで済んで良かったです。

 災害にあったご夫婦の向かい側にある山。  その山の続き。左右とも災害から1年後。

 その、母屋が流された話しの続きですが、その豪雨で既に家の前の川とその周りの田んぼは浸水で湖の様だったそうです。下の画像は県道側から家と山を撮影してものですが、この間が水で埋もれていたとのこと。ですから動こうにも何処にも行けなかったとおっしゃいました。
 そして、上の画像の皆伐した山からは、斜面に残っていた木が山から流れ出して道路を下って行ったのを見たそうです。そんなに山の木を動かすほど凄かったのでしょうか。でも、被災後しばらくして現地に行ったときには山裾には確かに残材が積み重なっていましたし、土砂も道路脇には相当出ていましたから実際にそうだったのではないかと思われます。

 

母屋が流された崩壊地を道路から撮影したもの。中央少し左に避難した小屋が見える。 少し左寄りから撮影したので山の形状が分かりやすく、また植生や木の育ち方の違いも見てとれる。

 

 さて、田中講師から伺った大事な話しをもう一つ。上の画像二枚は本ページで採り上げている同じ崩壊現場のサンプル地です。撮った位置が違うだけです。先の挙げましたパイプ流が見られる崩壊地は、この山の中ですが、右画像の田んぼのところに見える竹林が切れている間の奥み見られる植生がボサボサとしている奥側です。ボサボサなのは竹林が流されて竹が寝ているからでしょう。

 田中氏が言われるには、まず此の山の斜面が頂上までがなだらかに登り詰めていないということ。結構凸凹しています。それは地形に凹凸があることもそうですが、植生もまた地面に流れる水分量や土壌によって育ち方も植物の種類も変わっていることが考えられるとのことです。
 そして頂上のすぐ下の辺りが棚状になっていることが見てとれます。
  つまり、此の棚の部分に豪雨が降って地面に染み込んで地中を抜ける様になり地山や岩盤層に当たってそこに沿って斜面の土中を流れるパイプ流になった可能性があるということです。そして崩壊は広葉樹林帯からスプーン状に抉られた状態で山の裾野まで一気におちています。津和野の崩壊地では、このスプーン状に山が崩れているところが多いのだそうです。 数年前に紀州で起きた豪雨災害は深層崩壊でしたが、津和野では土質が異なるために現象が違ったようです。

 13日の現地アドバイス会は20名ほどの参加者が集まってくれたが、生憎豪雨による警戒警報が発令されたために、このページに載せた画像を使うなどをして具体的な指摘とアドバイスを田中氏から受けた。  国土防災技術株式会社では、鉄鋼スラグをはじめとした様々な資材を使って、崩壊地の復旧手法が確率されている。日本をはじめとして東アジアでの調査データや復旧実績についても詳しく説明を受けた。

 

 近年の様に局地的に大雨が降る様な異常気象が多発するのでは、まず自分たちで自衛をする必要があるでしょう。山の手入れや伐採などを自分自身で行うことが出来なくとも、住むところの周りの環境や状況を知っておくことは大事ではないでしょうか?
 もし、ご自身が山の裾に住んで居られるようでしたらば、裏山に入ってみましょう。中に入れば、棚状の水の集まりやすい場所や、大雨の時に沢ができる地形が分かったり、また、木の根の張り方の異形や年輪幅の偏芯を見ることにより周りの斜面が動きやすい土壌かどうかを把握することができます。根から立ち上がる部分が斜面側に湾曲してから垂直に幹が伸びている場合には、大雪による根曲がりでない場合には地面がずれたことが原因である場合が殆どです。

  自伐型の林業を行っているひとたちであれば、日頃から山に入っていますし、山の保全作業を行うことで山の変化や異常の兆候など山からの信号を事前に察知することが可能となります。山を歩けば色々なことがわかります。

 地域において多くの方が山に入るような環境を作ることができれば、いろいろな意味で実効的な手を打つことができるでしょう。それには、若い手が必要です。地方に暮らしたい都市部の若者は大勢居ますから、地域の人たちの受け入れる姿勢と、農も含めた上手い仕組みづくりができれば、地域循環型の安全で安心な生活スタイルを構築することが可能に思えますが如何でしょうか。
 
 災害に強い森林にするために、まずは適正に間伐を繰り返し、健全な山づくりをすることが重要です。此のように整備した森林が集落の周りにあれば、民家や道路、田畑まで土砂が流入することを防いでくれる可能性が高まります。 津和野町林業係にアドバイスを頂いている竹内典之京都大学名誉教授からは、「家や道路脇の太い木は残した方が良い。いまは林と家の間が近すぎる。樹が倒れても大丈夫なように40m以上は離した方が良い。」と言われていると林業係の桑原課長補佐に聞きました。
 今一度、昔の人の知恵を見直した方が良いかもしれません。津和野町で予想外の土石流を受けた数件以外は、直接母屋が崩壊したケースが少なかったのは、昔から住んでいた場所を守っていたからでしょう。このような時代には、地域の長老たちに昔の話しを伺っておいた方が良いのかもしれませんね。

 

 現地アドバイス会室内講習終了後には雨が上がっていたので、関係者のみで現地の様子を見に行った。
 撮影中なのは、今回の主催者の一方である島根県林業研究グループの事務局を担っている島根県農林水産部林業課の坂越氏。林業普及スタッフであり、機械SPなので様々な講習のエキスパートである。津和野町の自伐林業育成講習では初年度の四年前からお世話になっている。
 斜面からは濁った水が滲み出ていて、このすぐ横の崩壊地ではパイプ流の水が噴き出していた。

島根県庁林業課林業普及スタッフからのお知らせに今回の講演会について載っています。
津和野町において災害に強い森林づくり講演会を開催!


   

 津和野町が4年前から取り組みを始め、現在、全国各地で盛んになりつつある自伐型林業の活動は、まさに災害に強い森林づくり、地域づくりにつながっています。皆さんも所有山林の間伐に取り組み、太陽光が入り込む、明るく、健全な森林づくりに参加されませんか。全国各地で、この活動に参加すると、搬出した材を現金と地域通貨券に換えることができ、その券を使用することで、地域の活性化につながる仕組みづくりが行われています。
 また、技術力が上がり、資機材も用意できれば、市場に持ち込める良い材も搬出できる様になります。今後、ページをあらためて、少ない投資で安全に効率よく搬出する方法もお伝えしていきたいと考えています。 また、津和野町では、今年度も町民の方向けへの自伐のための技術研修会を開催しますので、ぜひご参加ください。

 津和野町では、4年前より「山の宝でもう一杯プロジェクト」(正式名称:津和野町林地残材搬出に伴う自伐林家等支援事業)として、間伐材、林地残材活用の取り組みを行っており現在登録者数120名で、幾つものグループが出来ています。さらに昨年度から始まった林野庁の民間での森林整備の助成事業である、「森林・山村多面的機能発揮対策交付金」、を活用するグループも幾つも結成されています。
  前述の板垣議員は当初より山に入って活動しておりグループの一つである「ヤマトマモルの会」の副会長を務めて自伐林業の後押しをしてくれています。また若手議員の中には、今年度津和野で立ち上がった自伐型林業に取り組む林業事業体をともに立ち上げて自らチェンソーをもって山に入っている人もいます。さらに牧場を営むお母さん議員の息子さんは島根県農林大学校林業科林業科ブログも面白いです)に入り勉強中という、非常に心強い体勢が出来つつあります。
 しかしながら、どうしても高齢化していますので、取り組む若い人が増えないと次のステップに進めない状況であるのが正直なところです。そのために総務省の特別交付税の助成をうけ山の仕事に取り組もうという意欲のある若い人を募集しています。最長3年間の助成を受けて、町の自伐林業育成の為の活動や自分自身のスキルアップのための研修を受けながら自分自身の基盤造りを行うものです。興味が有ります方は、リンクの募集ページをご覧頂き、本サイトのメイルアドレスで担当者の高濱までお問い合わせをいただくか、リンクの募集ページに記載している津和野町役場農林課の桑原まで連絡を頂ければ幸いです。

 

『田中賢治氏について』: 講師の田中氏は、2013年7月に、津和野町と山口県萩市において発生した激甚災害にしていされた豪雨災害の被害状況を林野庁の委託により、同年の秋に被害がもっとも大きかった名賀地区に調査へ入った国土防災技術株式会社執行役員であり緑環境事業部長です。他にも株式会社日本フルボ酸総合研究所(会長)、日本林業技士会島根県支部会長、日本緑化工学会理事 、サンスイナビコ株式会社(取締役)などなどの肩書きがありますが、ご本人はいたって気さくで話しが面白く、そして鋭い観察眼をもっておられるので、非常に勉強になることが多い方です。
 田中氏は大田市のご出身で、島根大学農学部林学科を卒業後に同社に入社。いまでは台湾や中国の災害現場に呼ばれることも多く東アジアでの森林の健全化、斜面の自然復元手法の研究を進めておられ、近年においては、海外における農地の土壌改善指導等にもあたっています。
 この津和野での講演会の日も、午前中は飯南町の中山間地域研究センターに於いて、島根県林業研究グループのリーダー研修で(農林大学の学生も同席)、同様の災害に強い森林づくりの講演会を行い、そのまま津和野町の災害現場の下見と講演会へ臨むハードスケジュールでした。 大変お世話になりました。ありがとうございます。

以上

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