◆【2000年ころの記事につきご参考まで】本業務は終了しました。ありがとうございました。昔の記事ですが何かご参考になれば幸いです。◆ 

 漢 果(ウリ科モモルデカ属) ◆◆

中国では古くから珍重されてきました木の実で、広西壮族自治区の桂林から北西に入ったチワン自治区の山岳地帯で昔から栽培されてきた植物でトリテルペン系の果糖を他の植物には見られないくらい多く含み(トリテルペン系の果糖とは植物の油分に存在するもので香料や医薬品などに利用されている)、健康飲料として昔から中国で親しまれてきたものです。収穫量は全体で95年度中国全体で約4000万個、内Lサイズが12%Mが35%、S、SSです


◆◆ 効能 ◆◆

☆☆ 糖尿病によい ☆☆

血糖降下剤であまりよく効果のない患者が羅漢果で効果的に血糖値が下がる糖尿病は膵臓のランゲルハンス島ベーター細胞から分泌されるインシュリンが不足して起こる病気です。血糖降下剤はこのベーター細胞を刺激してインシュリンをしぼりだす作用をしますが50歳くらいの年齢になると膵臓が多少ちちみ始め、ランゲルハンス島の数が減ってきます。そして肥満ぎみの人はいくら血糖降下剤で刺激してインシュリンを出しても、それを賄う量のインシュリンがつくれなくなります。そのため糖尿病患者は体重を減らすことが求められますが食事制限を守らずうまく減量できない患者は薬を使用してもあまり効果がありません。ところが羅漢果にはインシュリンをつくり出すのを助ける働きがあります。血液中の活性酸素を取り除いて血行を良くし、膵臓の働きを促進することで、インシュリンの分泌を捉します。又インシュリンの生産能力があっても、細胞膜の透過性が正常でないとインシュリンはスムーズに分泌されません。羅漢果に豊富に含まれているビタミンEには、この細胞膜の透過性を正常にする働きがあります。細胞膜や血球の膜が、活性酸素の酸化作用で破壊されるのを防ぐので、透過性が正常になるのです。又羅漢果甘み成分のテルペングリコシド配糖体にも、糖尿病を治す働きがあります。この甘み成分は、粘性が強いため小腸では吸収されにくいのですが、この時おなかの中に一緒に存在するぶどう糖が、小腸の壁にたどり着くのを遅らせます。又粘性の高い液の中ではデンプンの消化が遅れます。このような条件のもとでは、ブドウ糖がすぐ血液の中に吸収されることが少ないので、血糖値が急に上昇する事がないのです。そしてこの甘み成分は、腸内細菌の餌になります。細菌が甘み成分を食べると、細菌の働きによって酢酸がつくりだされます。酢酸には血糖値を下げる作用があるので、血糖値の高すぎる糖尿病に効果をあらわすのです。

☆☆ 血管内の不純物を取り除いて血圧を下げる効果 ☆☆

現代の西洋医学での血圧降圧剤は、心臓の力を弱めることで、心臓の押し出す圧力を下げる薬です。血液を押し出す圧力が下がると、再び酵素や養分が行き届かなくなる恐れがあると判断した脳が、心臓の圧力を高くするように命令し、心臓はどんどん負担を強いられていきます。又無理に下げると脳に酸素が届かなくなることもあるので、降圧剤の服用が長期間にわたって続くと頭痛が起き、さらにボケやその他の脳省害も引き起こすことになります。

高血圧を治すには、血液中の中性脂肪やコレステロール、そして過酸化脂質を取り除くことが重要であるといわれてます。羅漢果に含まれているビタミンEなどが、過酸化脂質をつくる活性酸素を取り除くので、過酸化脂質がなくなると考えられます。

食物繊維としての働き羅漢過に含まれる甘み成分テルペングリコシド配糖体は、小腸で吸収されずに、大腸まで到達します。このような性質を持つため、この糖は食物繊維の一つに分類されています。水容性でどこから見ても繊維とは言えないものですが、ノンカロリー甘味料として知られるフラクトオリゴ糖や還元麦芽糖なども、同じ性質を持つため食物繊維の仲間とされているのです。この種の食物繊維の特徴は、腸の中で有用な働きをするビフィズス菌の餌になり、そのうえビフィズス菌を大腸まで運ぶ役目も果たします。

ビフィズス菌は単独ではなかなか大腸まで到達できませんがテルペングリコシド配糖体などの食物繊維は粘性が強いので、小腸をすどうりして、ビフィズス菌を大腸まで運びます。ビフィズス菌は、腸内でビタミンBやKをつくってくれます。このビタミン類はスカベンジャー効果を発揮します(スカベンジャー=活性酸素などを取り除く働きをする物質を総称して言う)それらのことから羅漢果の甘み成分は、スカベンジャー効果をさらに強力なものにしているといえます。


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